Windows7 で Linux の Tail コマンドっぽいことをやる
2014-04-24 22:43:58
Windowsアプリ開発を行ってる時に、処理タイミングや処理速度をログにとってたのですが、このログを Linux の Tail コマンドみたいなので監視できないかなと思い、色々調べていました。
結果、WindowsXP では似たような機能を持ったツールを使えばできるようですね。
WindowsVista については持ってないので分かりませんが、ここで紹介している同様の方法でできるかも?
というわけで、Windows7 の場合ですが、こちらは Windows PowerShell を使います。
結果としては、 Windows PowerShell の Get-Contets コマンドを用いますが、 Windows PowerShell のバージョンアップが必要なので、そこから紹介していきます。
1.Windows PowerShell を立ち上げてバージョンチェック
まずは Windows PowerShell を立ち上げます。
[スタート] – [すべてのプログラム] – [アクセサリ] – [Windows PowerShell] から Windows PowerShell を立ち上げます。
紺のバックに白文字のコマンド画面が表示されます。
紹介する方法は、バージョン 3.0 からとなります。
なので、最初にバージョンチェックを行い、3.0 以上で無い場合はバージョンアップをしましょう。
Windows PowerShell で以下のコマンドを打ちます。
$PSVersionTable
このコマンドはバージョン 2.0 から追加されたコマンドで、Windows7 の場合はバージョン2.0が入っているはずなので、大体の場合は以下の様な表示がされます。
PS C:\***\***> $PSVersionTable Name Value ---- ----- CLRVersion 2.0.50727.5477 BuildVersion 6.1.7601.17514 PSVersion 2.0 WSManStackVersion 2.0 PSCompatibleVersions {1.0, 2.0} SerializationVersion 1.1.0.1 PSRemotingProtocolVersion 2.1
3..NET4.0 をインストール
Windows PowerShell 3.0 以上に必要なので入れます。
ダウンロードした場合、おまけソフトのダウンロード画面が出てきますが、特にダウンロードの必要はありません。
4.Windows Management Framework 4.0 のインストール
以下のサイトから適切なバージョンを選び、msi を実行します。
私は Windows 7 の 64 bit なので、「Windows6.1-KB2819745-x64-MultiPkg.msu」を選択しました。
これで、Windows PowerShell 4.0 になりました。
試しにバージョンチェックをしてみてください。
$PSVersionTable
5.Get-Contets コマンドの実行
Windows PowerShell を立ち上げ、以下のコマンドを打ってみてください。
これで tail コマンドと同様の操作が可能となります。
Get-Content "ログファイルのパス" -Wait -Tail 100
開発中のログ確認にとっても便利!!!